あとで読む · 徹底比較

Instapaper vs Raindrop、あとで読むはどっち?日本語UIで選ぶ第3の選択肢まで

更新:2026年6月1日 · 約7分

結論から先に
記事に没頭して読みたいならInstapaper、リンクをタグやコレクションで整理したいならRaindrop。これが昔から変わらない定番の答えです。ただし見落としがちな弱点が一つ。Instapaperは英語UIのみ、Raindropも日本語は一部だけ。日本語のタイトルをよく扱う人ほど、ここで地味につまずきます。「読む集中も、整理も、ぜんぶ日本語で」を取りに行くなら、完全日本語UI・無料プラン・4端末同期・日本語のタイトル検索がそろったLinkMemoが第3の選択肢。まずは頭2つを公平に比べてから、最後にこの3択で決めましょう。

そもそも、この2つは「役割」が違う

InstapaperとRaindropをどっちが上か、で比べるとかみ合いません。両者は得意分野がそもそも別だからです。Instapaperは「読むためのアプリ」。保存した記事から広告やサイドバーを剥がし、本文だけをきれいに表示してくれます。Raindropは「整理するためのアプリ」。リンクをコレクションとタグで分類し、カバー画像つきの一覧で見渡せる、いわばビジュアルなブックマークDBです。「読む側」か「貯めて整理する側」か──まずは自分がどちらかを決めると、迷いが一気に減ります。

アプリ対応端末こんな人に
Instapaper
記事を腰を据えて読みたい人。リーダーの読みやすさとハイライト重視
Raindrop.io
リンクをタグ・コレクションで細かく整理して、一覧で見渡したい人
LinkMemo 本命
読む集中も整理も、完全日本語UI・無料・4端末同期でまとめて欲しい人

Instapaper:読むことに、とことん振り切る

2000年代から続く老舗で、いまも「読む体験」では一級品です。保存した記事はリーダー表示で本文だけが残り、フォント・文字サイズ・行間・背景色まで細かく調整できます。気になった箇所にハイライトを引け、長文でも目が疲れにくい。通勤中にスマホでサッと消化する、という使い方にぴったりです。

  • 広告やナビを剥がした、本文だけのクリーンなリーダー
  • フォント・行間・テーマを自分好みに追い込める
  • ハイライトで「あとで見返す箇所」を残せる
  • Web・Chrome拡張・iPhone・Androidで使える
正直な弱点:UIは英語のみです。操作自体はシンプルなので慣れれば困らないものの、設定画面やメニューはすべて英語。整理機能は最小限で、Raindropのようにタグで体系立てて貯めるのには向きません。全文検索など一部機能は有料寄りです。

Raindrop.io:整理と見た目で勝つ

Raindropは「ブックマークを資産として整理する」方向に強いアプリです。コレクション(フォルダ)を入れ子で作り、タグを重ねて分類でき、保存したリンクはカバー画像つきのカードで一覧表示。後から「あの記事どこだっけ」を探しやすい構造になっています。記事だけでなく、画像・動画・PDF・通常のサイトまで何でも放り込める懐の深さも魅力です。

  • 入れ子のコレクション + タグで体系的に整理できる
  • カバー画像つきの一覧が見やすく、ビジュアルに強い
  • 記事・画像・動画・PDFなど何でも保存できる
  • Web・Chrome拡張・iPhone・Androidをカバー
正直な弱点:日本語UIは一部のみ。設定やメニューの一部は日本語になりますが、すべてが翻訳されているわけではなく英語が混じります。また全文検索・無制限ネスト・バックアップなどはPro(有料)。読むためのリーダーとしてはInstapaperほど作り込まれておらず、「読む集中」より「貯めて整理」に寄った設計です。

どっちを選ぶ?3分で決めるチェック

  1. 1
    自分は「読む人」か「整理する人」か

    保存した記事をその場で読み切るタイプならInstapaper。とりあえず貯めて後で分類・参照するタイプならRaindrop。ここが一番の分岐点です。

  2. 2
    日本語UIはどこまで必要か

    英語メニューが気にならないならInstapaperでも快適。多少の英語混在を許せるならRaindrop。メニューも検索も完全日本語が良いなら、この2つでは少し物足りなく感じるはずです。

  3. 3
    使う端末を数える

    どちらもWeb・iPhone・Android・Chrome拡張に対応するので、端末数では差がつきにくい。ただし無料の範囲・同期の快適さは実際に触って確かめるのが確実です。

  4. 4
    無料で両方試して、肌に合う方を残す

    どちらも無料で始められます。1週間ずつ使って、リーダーの読みやすさ(Instapaper)と整理のしやすさ(Raindrop)、どちらが自分の習慣に効くかで決めましょう。

第3の選択肢:完全日本語UIの「LinkMemo」

ここまで読んで「読む集中も整理も、できればぜんぶ日本語で欲しい」と思ったなら、第3の選択肢がLinkMemoです。InstapaperとRaindropの“間”を埋める立ち位置で、メニューも検索も完全に日本語。タグ + フォルダで整理しつつ、Web・Chrome拡張・iPhone・Androidを1つのアカウントでリアルタイム同期します。

  • UIが完全日本語。設定も検索もすべて日本語で迷わない
  • Web・Chrome・iPhone・Androidを1アカウントで丸ごと同期
  • タグ + フォルダで整理でき、無料プランから始められる
  • 日本語で保存したアイテムのタイトル検索が効く
  • Pocketの書き出し(HTML)をそのままインポートできる
Pocketから移る人へ:Pocketは2025年7月8日に終了し、データは2025年10月8日以降に削除されました。書き出したHTMLが手元にあるなら、LinkMemoにそのままインポートして移行できます。「保存して、どの端末でも日本語で読む」というPocketに近い感覚を探しているなら、まず試す価値があります。

もちろん、読む体験を極めたいならInstapaper、整理をとことん突き詰めたいならRaindropという選び方は今でも有効です。そのうえで「日本語UI・無料・4端末同期」の3点を重視するなら、LinkMemoを候補に入れて損はありません。

よくある質問

結局、InstapaperとRaindropはどっちがいい?

記事を腰を据えて読みたい人はInstapaper、保存したリンクをタグやコレクションで整理したい人はRaindropです。役割が違うので、自分が「読む側」か「貯めて整理する側」かで決めると外しません。

日本語UIで使えるのはどっち?

Instapaperは英語のみ。Raindropは一部が日本語ですが英語が混じります。メニューも検索も完全日本語で使いたいなら、LinkMemoが選択肢になります。

無料でどこまで使える?

3つとも無料プランがあります。Instapaperは現在ほぼ無料、Raindropは整理・全文検索の一部がPro、LinkMemoは無制限保存がPremium。まず無料で触ってから決めて問題ありません。

Pocketから乗り換えるならどれ?

Pocketに近い感覚に一番近いのはLinkMemoで、書き出しHTMLをそのままインポートできます。読む体験重視ならInstapaper、整理重視ならRaindropも定番の移行先です。

日本語のタイトルで検索したいときは?

Raindropの全文検索はPro、Instapaperの全文検索も有料寄り。LinkMemoは日本語で保存したアイテムのタイトル検索が無料から使えるので、日本語記事をよく溜める人に有利です。

読む集中も、整理も、ぜんぶ日本語で。

パソコンで見つけて、スマホで読む。Web・Chrome・iPhone・Androidをまたいで、保存したリンクが日本語でスッと探せます。無料プランから今すぐ。

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